出版社内容情報
ジェニーはホームドクターとして成功を収め、3人のティーンエイジャーの娘を持ち、才能ある神経外科医の夫と結婚した。しかし彼女の一番下の娘ナオミがある日学校から帰らないまま失踪する。そこからジェニーの人生は崩れ始めていった。数ヵ月後、事件は誘拐でも、殺人でもないことが明らかになり始める。ジェニーが知っていると思っていたはずの娘ナオミ。彼女は本当に“ナオミ”なのだろうか。ジェニーを待ち構えていた衝撃の結末とは。
内容説明
ジェニーは家庭医として成功を収め、３人のティーンエイジャーの子供を持ち、脳神経外科医の優しい夫がいた。ある日、下の娘ナオミが学校から帰らないまま失踪する。そこから彼女の人生は崩れ始めていった。数ヵ月後、事件は誘拐でも、殺人でもないことが明らかになるが、そこには衝撃の結末が待っていた。エドガー賞ノミネート。世界的ベストセラー。
著者等紹介
シェミルト，ジェーン［シェミルト，ジェーン］ ［Ｓｈｅｍｉｌｔ，Ｊａｎｅ］
家庭医、作家。デビュー作である『ナオミ』が様々な文学賞候補となる。脳神経外科医の夫と５人の子供と共にイギリス西部の港街ブリストルに暮らしている
北沢あかね［キタザワアカネ］
早稲田大学文学部卒業。映画字幕翻訳を経て翻訳家となる。日本ペンクラブ会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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うまる
29
勝ち組と思われる立派な家庭で、娘が失踪した事から家の問題が浮き彫りになる話。エドガー賞ノミネートなので、重厚なミステリを期待しましたが全然違いました。社会に出ていて家庭の時間が取れないお母さんには怖い話かもしれません。家族と言っても、そもそも旦那は赤の他人だし、子供は自分の要素はあれどクローンではない。時間の共有をしないくせに、家族だからわかってくれる、家族の事ならわかっているというのはムリな話ですよね。特別目新しいエピソードもなく、展開も巧いとは言えないので、どこが評価されたのか･･･そこがミステリ(笑2020/05/14
tow
7
ミステリーなのに、ミステリーじゃないミステリー。いや、違う。ミステリーじゃない。このお母さんに共感できないのに、だいたい一気読み(笑)不思議なミステリー。じゃない、ミステリーだったかな。あ、あれかな、いやミス。うん、そんな感じ。でもミステリーじゃないと思うの。ﾄﾞｯﾁﾔﾈﾝ2019/12/13
ぴいこちゃん
2
なんか問題多い家族だなぁ。最後にうーんって感じ。 ミステリーではない。2020/04/19
ゆき
2
親は自分で思うほど子供のことを理解していないものなのかもしれない。普通の人間関係で置き換えれば、人のことを分からないのは当たり前でも我が子のことが分からないとなると罪になる。心の中では愛しているのに伝わらないこともある。それが何だか悲しい。結局は子供の話をよく聞いてあげることが最も肝心なのだろうかと思った。2020/03/18
Q
0
★★★2020/09/12
