出版社内容情報
麻雀に狂い、ダンベルに励み、猫を愛し、矢ガモを論じる……日常生活のくさぐさを群流の軽妙な筆で綴った面白さ抜群のエッセイ集
内容説明
犬だって夢を見る、猫だって冷蔵庫に入りたい、ベルトだって空を飛ぶ…どうしてこんなにケッサクな出来事ばかり起こってしまうのか。髪を切っては少年アシベと呼ばれ、ダンベルに励み、シュノーケリングに挑戦し、雀鬼への道をひた走る著者が、日常生活のくさぐさを軽妙な筆で綴った、おもしろさ抜群のエッセイ集。
目次
謎のヤギさん犬
少年アシベと呼ばれても
恋愛するのも楽じゃない
トイレと若さの微妙な関係
スケバンのスカート
母にとりつく病
虐待なのか愛なのか
ブリのあら煮派宣言
うぐいすもちができるまで
夢の不思議〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
19
さすが群さん。安定の面白さ。25編もあるが1編が短いのでスラッと読めてしまうのも魅力。売れっ子ベテラン作家なのに共感出来る話が多くて身近に感じる。共感部分が多くてわたしも群さんみたいになるのかも・・・とちょっと嬉しかったりもする。「雀鬼への道程」は特に食い入る様に読んでしまった。2017/10/02
masa@レビューお休み中
16
やはり、群さんの文章は90年代のものが面白い!改めて、昔の作品に触れてみて、そう感じました。今、読んでも笑えるんですよ〜。電車の中で、何度吹き出しそうになったことか…。ミッキー吉野、少年アシベに似ているという群ようこさん。一度、お会いしてみたいです。(笑)2012/01/27
椛
12
「恋愛するのも楽じゃない」の最後に書いてある失恋した時の相手を手っ取り早く忘れる方法に爆笑w2014/09/13
ソラ
9
内容(「BOOK」データベースより) 犬だって夢を見る、猫だって冷蔵庫に入りたい、ベルトだって空を飛ぶ…どうしてこんなにケッサクな出来事ばかり起こってしまうのか。髪を切っては少年アシベと呼ばれ、ダンベルに励み、シュノーケリングに挑戦し、雀鬼への道をひた走る著者が、日常生活のくさぐさを軽妙な筆で綴った 2009/03/07
ソラ
8
2004年以前に読了した作品。どれも面白いけれども90年代が最ものりに乗ってた時期だと思う2004/04/15