出版社内容情報
旬のただ中に生きる人は、不思議な光線を発している・・・・・・。ホリエモン、小泉元首相、「時代の寵児」を作り上げる世の中を鋭く見据える。
内容説明
旬のまっただ中に生きている人は、不思議な光線を発している。ITで財をなした青年と変わり者の政治家が、世界に巻き起こした波紋。若い女がもてはやされ、権力を持とうとする女たちが叩かれるこの国。美食とダイエットの狭間で揺れつつ、旺盛な好奇心で世の中を見つめる「週刊文春」好評連載、シリーズ第19弾。
目次
オーラの条件(得意分野;矛盾;気持ちいいこと ほか)
男と女の間には(プチアルツの温泉;ワインの会;バースデー ほか)
魅力とキケン(神よ;極楽のお値段;バリから帰りました ほか)
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954(昭和29)年、山梨県に生まれる。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年のエッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミカママ
116
【再読】10年以上前の週刊文春の息の長い(今も続いてる)エッセイね。それにしても、真理子さん、毎度毎度の食べ道楽、着道楽、ダイエット、ご主人の愚痴...レベルは全然違うけど、なんだかんだと市井の私たちと同じようなことで喜び、同じようなことで悩んだりしてるから、愛され続けているのねぇ。 2015/10/18
なるみ(旧Narumi)
25
ある意味安定のハヤシマリコ様週刊文春エッセイ。再読な気もしつつ読了でしたが、やっぱりなぜだか面白く読めたのでした。2016/03/30
Atsushi
17
実家にあった本。林真理子のエッセイを久しぶりに読んでみた。週刊文春に掲載されたものをまとめたものらしい。なかなか面白かった。年末からNHKが著者の「西郷どん」をしきりに宣伝している。(回し者ではないが)初回だけは見てみようと思う。2018/01/07
のぶのぶ
15
総集編のエッセイを3冊、読み、もう少し読もうと思い、古本屋でゲットした1冊。でも、再読かな♪「スコップの音」が気に入った。地元の山梨の風習、田舎は近所付き合いは大切だけど、周りを意識して生活するって大事ですね♪ホリエモンの時代、オーラの話、クロちゃん、紀宮様の旦那さんのお話、総集編にもあったけど好きだなあ~♪もう少し林さんのエッセイを読もうっと、古本屋さんで購入ずみ。時代、時代を感じるので、また、面白い!!2014/12/28
チョコ
9
どこからでも楽しめる。9月半ばからチョロチョロ読んで、ふふっと笑い。閉じる。を、繰り返してました。2014/10/07