文春文庫<br> ニューヨークの24時間

文春文庫
ニューヨークの24時間

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167461058
  • NDC分類 070.16
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ワープロは必需品、留守番電話は秘書代わり。短い人生をいかに充実させ楽しむべきか。フリージャーナリストのニューヨーク生活術

内容説明

ワープロは必需品、留守番電話は秘書代わり、掃除をしながらラジオのニュースを聞き、洗擢の合間に短い原稿を書き、週に一度は音楽会や芝居に出かける。限りある人生をかいに時間管理し、工夫し、充実させ、楽しむべきか―。忙しい人や忙しがっている人たちにとても役立つフリージャーナリストの生活術。

目次

序章 すっきりした人生(ときを忘れる;夢中になれる仕事 ほか)
第1章 朝(記事の切り抜きはマニラフォルダーに挾む;身仕度を短時間に調える ほか)
第2章 午前(原稿を書く生活;原稿書きを助けてくれるもの、いろいろ ほか)
第3章 午後前半(インタヴューしたりされたり;図書館は市民生活の一部 ほか)
第4章 午後後半(ほどほどのウィットネス;日覚まし時計をフルに活用 ほか)
第5章 夕方(オンライン・データベースで調べる;コンピューターのある暮らし ほか)
第6章 夜(不愉快なことを追い出す;読書こそ最高の楽しみ ほか)
終章 本当の豊かさを求めて(親を見て子は育つ;アメリカの時間管理に関する本 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mr.lupin

45
今から30年以上前の80年代のニューヨークでの著者の千葉敦子さんの生活の話。当時まだパソコンも、日本ではほとんど普及していなく時代の流れを感じた。正直当時のニューヨークの人々の24時間の生活費模様が綴ってあるエッセイかと思って手に取ったが、千葉敦子さんの24時間の過ごし方を紹介した感じだったかな。共感できる部分もあったが、何だか忙しい人と言うイメージが強かったかな。☆☆★★★2021/05/03

kubottar

20
1980年代の本です。その時代の人なのに、将来コンピューターを個人が持つようになるから、今のうちにワープロ(懐かしい)を買ってキーボードを打つ練習をしておけと、まさに彗眼をもった人です。2019/09/18

11
購買・坂口孝則氏お薦め本にて購入。80年代のニューヨークでの生活&仕事からのビジネス啓発本といったところか。アメリカ一番!という著者の感覚が受け取れるが、それを抜いても時間の使い方は勉強になると思う。図書館での調べ物、電話でのインタビューと参考になる内容も多い。2017/10/31

ちょび♪

5
80年代の勝間和代さんだ!と読んでビックリ。 とにかく、「時間は大切」「時間=人生」ということが、ニューヨークの生活とともに書かれている。 読んでいて何度もハッとさせられる。 同時に日本の矛盾も指摘されていて、80年代から変化していない日本にゾッとしたり、、、。 この前読んだ「アンドプレミアム」の特集「スタイルを持つ人は、何が違うのか」でも感じたけど、「自分のスタイル(生き方)を持つことは、自分のやりたいことに時間を使うこと」でしか、得られないんじゃないかと思った。2018/04/06

湖上の煙

5
再読。ニューヨークで暮らす女性ジャーナリストの職業観・社会観・時間管理術・ニューヨークでの日常生活などが綴られた一冊。日本でインターネットが一般的に普及する以前に書かれたものなので、今読むと、さすがに時代の隔たりを感じる。初めて読んだときは、共感するところがかなりあったように記憶しているが、読み返せばそれほどでもない。自分が変わったのか、社会が変わったのか。ただ、ジャーナリストの生活の一コマが垣間見れるのは興味深いし、著者によって著されたニューヨークの描写や感想は変わらず魅力的であった。2015/08/07

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