出版社内容情報
乳ガンによって失われた乳房の再建手術体験報告であると同時に、一患者としての試行錯誤の闘病記。改めて生きることの意味を問う本
内容説明
4度目のガンの攻撃にも敢然として向き合い、死を前に「何の悔いもありません」と言い切った著者が常に考えていたのは、人生の質的な充実でした。敵をよく知り油断をせずに、医学の進歩を信じ1日を全力で生きる。彼女自身の乳房再建の体験と試行錯誤の闘病記は「書く」ことを使命とした彼女からのメッセージです。
目次
第1部 乳房再建(乳房喪失まで;ガン患者の計画;乳首の移植;ガンと再建手術)
第2部 ガン闘病をめぐって(早期発見のために;知識は悪魔か;ガンのニュースを伝える;私のからだは私のもの;ひとり暮らしのガン患者;死を考える)
第3部 ガン患者のための読みもの(ガンに関する本;生と死を考える本)
結び ガン患者に何ができるか