文春文庫<br> 猛き艨艟―太平洋戦争日本軍艦戦史

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文春文庫
猛き艨艟―太平洋戦争日本軍艦戦史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167456023
  • NDC分類 556.91
  • Cコード C0121

内容説明

幕末ロシア船の難破に端を発する日本軍艦開発の歴史、真珠湾での特殊潜航艇の活躍、世界初の空母決戦、日本お家芸の夜戦、レイテ沖謎の反転、戦わずして沈んだ悲劇の空母、そして戦艦大和・武蔵の最期など、群青の海を朱に染めて戦い抜いた“鋼鉄の城”の記録。日米全調査によって浮かび上がる日本の「いくさぶね」の全貌。

目次

それは砲艦ディアナ号にはじまった―「大和」型戦艦建造への道程
真珠湾、幻の一撃―特殊潜航艇「甲標的」
史上初の空母対決・珊瑚海海戦と日米の戦訓―空母「翔鶴」
第八艦隊のツラギ海峡夜戦―重巡洋艦「鳥海」
ガ島輸送隊の勝利・ルンガ沖夜戦―夕雲型・陽炎型・白露型駆逐艦
「大鳳」の誕生とその最期―空母「大鳳」
魔のパラワン沖・高雄型重巡戦隊の落日―「高雄」型重巡
不沈戦艦沈没の謎―戦艦「武蔵」
栗田艦隊謎の反転を追う―戦艦「大和」
長門、レイテ沖の奮戦―戦艦「長門」〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

8
太平洋戦争開幕前後から終戦までを、個々の軍艦とその戦いと共に順番に辿っている。日米調査を元にしていて興味深い内容多々あり。大和建造とロマン兵器甲標的の戦果から、欠陥を抱きながら修正されず、魚雷一発で沈んだ大鳳、武蔵や大和の壮絶な最期に、ビキニ湾に至る長門の激闘と、技術的な解説も多めながら劇的な海戦に触れられる。高雄型の最期やその一隻である鳥海の奮迅の活躍と、人気艦船が多く、矢矧のような軽巡、駆逐艦の戦いも知れる提督向けの一冊。戦艦信濃が空母になったことなども面白い2013/12/18

TEDDY曹長

1
艦隊史ではなく、船舶にフォーカスした独特な本。個人的には「大和」と「信濃」、「甲標的」の建造技術面から書かれた項に興味を覚えます。大型船になればなるほど進水が難しい物だとよく判りました。2012/12/25

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