文春文庫 新・寝台特急（ブルートレイン）殺人事件

西村 京太郎【著】

文藝春秋（2013/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 324p／高さ 16cm
• 商品コード 9784167454432
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

暴走族あがりの男を揉み合う中で殺した青年はブルートレインで西へ。追いかける男の仲間と十津川警部。青年を捕えるのはどちらか？

内容説明

暴走族あがりの集団ＳＳ会の男を揉合いのうちに刺殺してしまった青年は、ブルートレインに乗って、長崎へ向かった。復讐に燃えて追いかけるＳＳ会の仲間たちと、十津川警部。果たして青年を捕まえるのはどちらか？大ベストセラー「寝台特急殺人事件」から２５年を経て、新たに書き起こされた白熱のトレイン・ミステリー！

著者等紹介

西村京太郎［ニシムラキョウタロウ］
昭和５（１９３０）年、東京生まれ。陸軍幼年学校で終戦を迎えた。都立高校卒業後、人事院に十年余勤務。作家をめざし多くの職業をへて、３８年「歪んだ朝」で第２回オール讀物推理小説新人賞を受賞。その後４０年に「天使の傷痕」で第１１回江戸川乱歩賞、５６年「終着駅殺人事件」により第３４回日本推理作家協会賞（長編部門）、平成１６年に第８回日本ミステリー文学大賞、２２年に長谷川伸賞を受けている。著書多数。トラベル・ミステリーの第一人者である（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[涼]

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2017/08/post-4469.html 読んだのは17年の12月だったのに、登録していませんでした。

2022/03/08

[涼]

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/03/post-ef6bd6.html 【寝台特急殺人事件】と間違えて登録してしまったので、慌てて読んだものです。実際には「再読」ではありません。

2022/03/11

[jima]

暴力団のSS会の男を揉合いのうちに刺殺してしまった海外協力隊に参加希望の青年。一人を守るための行動などにちょっと現実的ではない部分も感じられた。

2023/10/22

[桂 渓位]

　既に、半グレの枠を越えているSS会ですが(^^; 　三つ巴の攻防戦は、読み応えがありましたね✨

2019/12/14

[しおないと]

物語の大半が、東京～長崎間の寝台特急内で展開します。その為ストーリーには疾走感があり、２時間モノのサスペンスドラマを観ているかの様に純粋に楽しめました。しかしながら、ヤクザを正当防衛的に殺してしまった青年を、多数の人間が警察からもヤクザからも守ってもらうのですが、彼の人となり描写が皆無な為にイマイチ「何故？」が拭いきれませんでした。

2020/12/10