内容説明
開高健が「男の値打ち」を、渡辺淳一が「男と女の機微」を、村上龍が「男の好奇心」を語る。そして阿川弘之が語る「娘とは」…。ある時は心臓を高鳴らせ、ある時はうろたえながら、12人の魅力あふれる男たちの核心にアガワが迫る。『週刊文春』の人気対談「この人に会いたい」の原点となった、初のインタビュー集。
目次
男とは(開高健)
父とは(城山三郎)
男と女とは(渡辺淳一)
男の顔とは(辻井喬)
ドラマとは(山田太一)
ロマンとは(宮本輝)
冒険とは(椎名誠)
好奇心とは(村上龍)
男の喧嘩とは(景山民夫)
幸せとは(遠藤周作)
少年とは(野坂昭如)
娘とは(阿川弘之)
著者等紹介
阿川佐和子[アガワサワコ]
エッセイスト。1953(昭和28)年、東京都に生まれる。現在『週刊文春』にて対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」を連載中。著書に『おいしいおしゃべり』(幻冬舎文庫)、『阿川佐和子のガハハのハ』『無意識過剰』(以上文芸春秋)、父・阿川弘之氏との往復書簡『蛙の子は蛙の子』(ちくま文庫)、『その場しのぎの英会話』(知恵の森文庫)『恋する音楽小説』(講談社)など多数。99(平成11)年、檀ふみ氏との往復エッセイ『ああ言えばこう食う』(集英社)により、第15回講談社エッセイ賞受賞、2000年、初の小説『ウメ子』(小学館)により第15回坪田譲治文学賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
55
2013.10.03(つづき)阿川佐和子著。 2013.10.03 フィンランドにはトーゴーという名のビールがあり、今度ヤマモトという名のビールができた。 各国と日本との関係の歴史を教えないから歴史的な把握が出来ない。 阿川-外国に行ったとき、日本のことを知らなくて、恥ずかしい思いをすること度々。 歴史や古典などの文化遺産、すべて日本的なものは恥ずかしいものとしてシャットアウトした敗戦時のやり方が尾を引いている。 2013/10/03
i-miya
51
2013.10.07(つづき)阿川佐和子著。 2013.10.06 (山田太一) 現実は複雑で、物語はない。 ドラマというものは、はじめから現実には負けることはわかっている。 人間はそれを物語にしないと生きていけないじゃないかな。 ◎みんなどこかでシングルを望んでいる。 テレビって面白い機械なのに、一般性を気にしすぎている。 当事者がまじめに作っていく他、よい方法はない。 2013/10/07
i-miya
45
2013.09.23(初読)阿川佐和子著。 2013.09.23 (カバー) 開高健「男の値打ち」、渡辺淳一「男と女の機微」、村上龍「男の好奇心」。 阿川弘之「娘とは」。 (文庫版あとがき) 1987-3年間。 (本文) (開高健) 女は自殺しない。 有島武郎が死んだとき、波多野という女性が一緒に死んだ、婦人雑誌の女性、抱き合い心中だ。 他の女性の自殺者を知らない。 2013/09/23
takaC
40
その頃(30年近く前)から佐和子スタイルは確立されていたのだな。2014/01/02
i-miya
40
2013.10.09(つづき)阿川佐和子著。 2013.10.08 宮田輝とだけは言わんでください(すみません、私、いうてしまいましたわ、『骸骨ビル』でかいてしまいましたわ(i-miya)。)、それいわれたら僕は人格が破壊してしまう。瞬間湯沸かし器どころではない。 小説書くとき、綿密に構想するタイプではないんです、わたし。 本来競馬というものは素晴らしい。 トレーニングセンター、は閉鎖的、教えてくれない。 スタートし、騎手同志何か話をしているのか? 2013/10/09