文春文庫
死ぬのによい日だ―’09年版ベスト・エッセイ集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167434274
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

〈死とはまさに生涯をかけての達成なのである〉と書き残した父を描く標題作をはじめ、歴史の奥行き、人間の叡智を伝える55の名篇。

内容説明

歴史の深淵、食の不思議、そして人生の哀歓を描く55の名篇を収録。短文の達人たちによる言葉の饗宴。

目次

夫たちの怖い秘密(江戸言葉(出久根達郎)
親鸞を書くということ(五木寛之)
ほとびる(平松洋子) ほか)
ペットの扶養控除(祖母とわたし(三浦しをん)
鎮魂歌(木村泰司)
オウムの物まね、犬のおしゃべり(岡ノ谷一夫) ほか)
死ぬのによい日だ(ぼくの大切な友だち(山田太一)
小林秀雄先生と勲章(吉井長三)
山高きが故に…(浜本淳二) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

45
森真紀氏のことわざパロディが面白い、「死人に愚痴なし」「落選身につかず」「自信なくなり家事親父」等全く別世界が出現し愉しめます。2014/10/02

Tadashi Tanohata

16
タイトルに魅せられて読む。ただタイトルに関係なく編集された55編を楽しみました。歴史、宗教、夫婦、親子、食事から野球まで情報は盛り沢山だが、そんな事より、サラサラっと少しずつ楽しむべし。2015/12/05

4fdo4

13
題名はドキッとするインパクト有るものだが、普通のエッセイ集。一般投稿や学者、経営者、作家など様々な経歴の人がバラバラに書いたエッセイなので読み飽きない。2022/06/01

mami

2
これは素晴らしいエッセイ集。図書館で順番待ちをした甲斐がありました。くすっとしたり、じーんとしたり。短い文章の中に個性が存分に発揮されている。俳人坪内稔典さんの「バシャンとチャポン」なんて声を出して笑っちゃいました。ご本人、恐らくウケを狙ってはいないはず。それが可笑しさを際立たせるのかも。2014/07/08

原玉幸子

1
何となく楽しそうな本のような本書は、エッセイ自体を否定するものではありませんが、歌手のCDでもエロビデオでもオムニバス盤が良いなと思う一方で、これほど多岐に亘っていれば読者としての精神状態が読書中にあちらこちらに振れ、駄目でした。内容が悪い訳ではありませんが、続けて週刊誌を読む感じです。(●2014年・秋)2019/12/07

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