文春文庫<br> 中くらいの妻―ベスト・エッセイ集〈’93年版〉

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文春文庫
中くらいの妻―ベスト・エッセイ集〈’93年版〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 348p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167434113
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

その年に発表される膨大なエッセイ群の中から選びぬかれた珠玉の六十二篇──一年間の涙と笑いとため息をつたえる"文"の歳時記

内容説明

戦地へ息子を送り出す父親の心の揺れを描いた「鰻の蒲焼き」、癌を宣告され、三度の手術をくりかえした男に恩返しに来た不思議な桜の話「春小袖」などなど、人の世の移ろい、人情の機微を鮮やかに描ききったエッセイ62篇を完全収録。磨きあげられた文章だけが伝えうる日本人の折り折りの生き方、考え方、感じ方集大成。

目次

北京の怪(鰻の蒲焼き(池部良)
ある日荷風は浅草で(新藤兼人) ほか)
笑わせて下され(ウインザー・ノット(板坂元)
彼らに会った日(高橋克彦) ほか)
勲章について(「坊っちゃん」の宿直(半藤一利)
マクリーンの手紙(江藤淳) ほか)
中くらいの妻(帰郷(森藤誠吾)
母と看護婦の間で(戸川幸夫) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クジラ

2
バブルが終わり、その後の長い景気低迷期を迎える転換期。そんな時期に書かれたエッセイ集。時代の香りがそれぞれのエッセイの写っていて、一冊全部読んだ後には、今とは違う時代の香りが頭の中に残った。2013/09/16

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