内容説明
1899年生まれの川端康成と1900年生まれの大宅壮一。純文学とジャーナリズム、作品も人物も対極の二人だが、青年時代には大きな共通点があった。雑誌投稿である。自らの進むべき道を求め、挫折の中で這い上がる二人を主人公に、芥川龍之介、菊池寛を脇に、欲望と大志のエネルギーあふれる大正メディア群像を描出した青春評伝。
目次
序章
第2章 触りたい
第3章 隔日登校主義
第4章 天才、現る
第5章 カフェの娘
第6章 『文芸春秋』創刊
第7章 親切の棄て所
第8章 挑戦
終章
井上ひさしとの対話「“同性愛”に揺れた川端康成と“モガ”に翻弄された大宅壮一」
著者等紹介
猪瀬直樹[イノセナオキ]
作家。1946年、長野県生まれ。『ミカドの肖像』で87年、第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『日本国の研究』で96年度文芸春秋読者賞受賞。作家活動のほかにメールマガジン「日本国の研究」の編集長、政府税制調査会委員、東京大学客員教授など幅広い領域で活躍中
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