文春文庫
白日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 394p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167419097
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

56
北方さんには珍しい作品かなと。先日読んだ「殺人調香師」と同じく・・母がポイントなんですよねぇ。昔小型船舶の免許を持っていたが海に出るなんて、金槌の私には琵琶湖が無難やしとか思いながら、ルアーも作ればよだれの出そうな料理も造るこやつ何者ぞ!面打ち師?。人形や能面など・・私には娘達より怖い物だ。自分自身と向き合う事を避けてきたツケだろうな。彼の作るルアーを求めて来る男・彼の作る能面を求める女。三村と言うワイン好きの男。なんの事件も起きないのだが、魚釣りと料理の間にこれらの人物が醸す雰囲気。絶対お勧めです!2018/05/01

たーくん

1
鑿を捨て漁師になった面打ち師の深層を描く。2010/09/13

まぁにぃ

0
いい意味で期待を裏切られた本。 男同志のドンパチもなく、静かにストリーが展開。 天才若手面打ち師が、なぜ漁師を始めたのか。 なぜ、ルアーを作るのか。 ルアーを通して、何を見ているのか。 面打ちを再開し、そこから見えたものは? 外側の起きたことを、そこに集う人々がそれぞれ内側を見ていく先には? 2013/08/06

銀狐

0
異色の北方作品。ヤマ場らしいヤマ場はないが、先を読みたくなった。読み始めてしばらくは、中身が違うのか?と思うくらい、あらすじと離れた展開だった。2012/03/29

冬薔薇

0
海釣りとルアー作りが印象的。2009/01/17

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