文春文庫<br> 監督

文春文庫
監督

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  • サイズ 文庫判/ページ数 373p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167414061
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

万年最下位のエンゼルスを日本一のチームに作りあげた監督広岡達郎は常勝ジャイアンツに対する怨念とも呼べる激しい闘志に燃えた

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Lara

87
ヤクルトスワローズが初優勝した1978年の翌年1979年(昭和54年)に書かれた本。時の監督、広岡達朗氏率いるエンゼルスが優勝目指して戦う様を描いた物語。とは言え、エンゼルス以外は、実名のチーム、選手名が出ている。エンゼルスとは、ヤクルトスワローズのこと。当時の選手名を思い出しながら、広岡監督采配の極意を勉強させていただいた。45年ほど前の昔を偲んでの楽しい時間でした。2023/07/06

金吾

31
◎フィクションですが、実在の広岡監督を主人公にしています。ダメチームが監督の采配のもと、技術的、精神的、社会的困難を乗り越えていく話は大変面白いです。ラストの一行が大好きです。2022/08/17

ろび

16
読メのレビューが気になって購入。昭和54年出版されただけあり文体に慣れず読了まで時間がかかった。昭和の野球界や家庭ってこんな感じだったのかと興味深かったのと、小説を超えてリーダー論としても面白かった。内容はプロ野球の弱小チームを新しい監督が立て直していくというもの。野球の理論、試合の描写、選手のマネジメント、外部との交渉など緻密に書かれている印象。 長島、王、張本、そして亡くなられた金田選手など実名で登場している点も現役時代を知らない20代の私からするととても新鮮だった。2019/10/14

スナイデル

13
52020/10/26

CCC

12
ノンフィクション要素の強いベースボールフィクション。とはいえそのフィクションな部分はほぼヤクルト、ドラマ要素あるとはいえ広岡の名前はまんま出てるし、架空にする必要あるのか……? この作品はフィクションであり--そう主張するために書き換えたとしか思えない。と思えるくらいはノンフィクションっぽかった。巨人の存在感、チーム事情、現代のそれとはまた違った球界の雰囲気、魅力が感じられました。2014/01/22

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