出版社内容情報
万年最下位のエンゼルスを日本一のチームに作りあげた監督広岡達郎は常勝ジャイアンツに対する怨念とも呼べる激しい闘志に燃えた
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Lara
89
ヤクルトスワローズが初優勝した1978年の翌年1979年(昭和54年)に書かれた本。時の監督、広岡達朗氏率いるエンゼルスが優勝目指して戦う様を描いた物語。とは言え、エンゼルス以外は、実名のチーム、選手名が出ている。エンゼルスとは、ヤクルトスワローズのこと。当時の選手名を思い出しながら、広岡監督采配の極意を勉強させていただいた。45年ほど前の昔を偲んでの楽しい時間でした。2023/07/06
もとむ
41
こんな小説があるとは…いや面白かったです!かなりノンフィクションに近い印象だが、何しろ「エンゼルス」という架空のチームの、監督=広岡達朗のみ実名で登場、あとは1977年?当時のヤクルトを彷彿させる仮名の選手たちによる人間ドラマ…というアイデアが凄すぎる。球界を揺るがした「黒い霧事件」的な話もドラマを盛り上げます。ある選手が八百長を疑われた際、広岡監督は「今は何も考えるな。君達が考えることは他にある。全部解明した時、後悔しない行動を心掛けなさい」少なくとも足の引っ張り合いは違う…一般の会社組織も同じですね。2026/04/19
金吾
34
◎フィクションですが、実在の広岡監督を主人公にしています。ダメチームが監督の采配のもと、技術的、精神的、社会的困難を乗り越えていく話は大変面白いです。ラストの一行が大好きです。2022/08/17
金吾
28
◎好きな作品です。絶望的な状態から巻き返していく過程がいいです。選手起用は時代を感じます。2024/12/21
ろび
18
読メのレビューが気になって購入。昭和54年出版されただけあり文体に慣れず読了まで時間がかかった。昭和の野球界や家庭ってこんな感じだったのかと興味深かったのと、小説を超えてリーダー論としても面白かった。内容はプロ野球の弱小チームを新しい監督が立て直していくというもの。野球の理論、試合の描写、選手のマネジメント、外部との交渉など緻密に書かれている印象。 長島、王、張本、そして亡くなられた金田選手など実名で登場している点も現役時代を知らない20代の私からするととても新鮮だった。2019/10/14




