出版社内容情報
「人間とは何か」「人間社会のメカニズムとは何か」という観点から、古典中の古典を精選し、そのエッセンスを凝縮した珠玉の一冊
内容説明
読書とは、人の世に生きてゆくための、知恵を蓄える準備行動である―そう考える人へ、この一冊を贈りたい。「人間とは何か」「人間社会のメカニズムとは何か」という二つのテーマに則して、古典中の古典からそのエッセンスだけを抜き出した。これを読めば、あなたも間違いなく「人間通」「世間通」になることができる。
目次
第1章 今、なぜ古典なのか―二十一世紀を切り拓く知恵の源泉を求めて(「古典」の現代的価値が輝く時代―生きるのが上手くなるための読書法とは;人間を知り、世間を知ってこそ―よりよく生きるために学ぶべきこと)
第2章 世間通になるために―「人間社会のメカニズム」の根本とは何か(「社会のメカニズム」を知る栄養剤 『イソップ寓話』―現代にも脈々と生きる「古典の中の古典」に学ぶ;最も上手な生き方のすすめ 『論語』―名著『論語の新研究』が明らかにした新事実;説得の表芸と裏芸 『ジュリアス・シーザー』―シェイクスピアが展開した人間関係論の極致 ほか)
第3章 人間通になるために―人間性に潜む“本質”を読み取る秘密(「あたたかい心」と「やさしい心」 『チャタレイ夫人の恋人』―ロレンスが明かしたセックスの到達点にあるもの;世間体と自尊心の関係 『この世の果て』―“帰ってきた人間嫌い”サマセット・モーム、ただ一つのテーゼ;素っ裸にされた人間性の真実 『箴言集』―ラ・ロシュフコーが徹底して洞察した人間の行動原理 ほか)
感想・レビュー
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