出版社内容情報
巌島の合戦、桶狭間の戦い、田原坂の激戦、大阪の陣における智将真田幸村の奮戦など、歴史通の著者が史書を渉猟して、その精華を摘録した滋味掬すべき歴史随想集
内容説明
毛利元就の善謀と麾下の団結が大勝をもたらした厳島の合戦、奇兵を弄した信長が大敵を破った桶狭間の合戦、西南戦争の天王山・田原坂の合戦、戦国時代の序幕・応仁の乱、忠臣楠木正行が散華した四条畷の戦、大阪の陣における智将真田幸村の奮戦など、歴史通の著者が史書を渉猟し、その精華を摘録した滋味掬すべき歴史随想集。
目次
姉川合戦
厳島合戦
川中島合戦
桶狭間合戦
田原坂合戦
長篠合戦
賤ケ岳合戦
碧蹄館の戦
島原の乱
山崎合戦
鳥羽伏見の戦
大阪夏之陣
真田幸村
応仁の乱
四条畷の戦
小田原陣
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨーイチ
39
青空文庫にて(出版社さま、済まん!)日本歴史の合戦を紹介している。当たり前だけど現代に近づくほど描写が詳細になる。やはり有名武将が絡むと言い伝えや資料が多くなるのだろう。歴史小説の副読本とか教科書的に備えておくといいのかも知れない。歴史の事実とか真実はさて置き「信じられたり喧伝されて来た話」があって、その話を深化したり逆転を試みることが後の作家の腕の見せ所なわけで、どちらにしても楷書の歴史は知っておいた方がいい。執筆は昭和初期らしい。武田家にとどめを刺した長篠の戦いが印象に残る。2017/10/22
またべえ
16
丁度、碧蹄館の戦いが行われたと言われる日に、碧蹄館の戦いの頁を偶然にも読みました。しかも、私の御先祖様が仕えた藩の祖・立花宗茂公が大活躍の話だったので、なにかのお導きかと邪推してしまったのでありました。2018/01/30
cybertiger
2
松本清張さんの『私説·日本合戦譚』は本書から刺戟を得て書かれたそうだ。それはいいのだが、この『私説·日本合戦譚』のあとがきに、本書における池島信平という人物の役割の大きさが書かれていてショックだった。本書に池島信平氏の名前は全く出て来ないのだ。池島信平氏は、菊池寛が創立した文春の編集長で菊池寛が文春を畳んだとき菊池寛から文春の株と経営権を譲り受け文春を再建、社主を務めた人物である。改めて本書を読んだが、史観と文章のスタイルは、基本的に菊池寛のものだ、と信じたい。というか信じる。2025/10/20
松平俊介(東龍)
2
青空文庫に全話入っている。本書のリニューアル版・松本清張『私説日本合戦譚』によると、文春の編集長でのちにNHK歴史番組のMCもつとめた池島信平が関わっていたらしい。内容は「その時歴史が動いた」調に戦国合戦をドキュメンタリー形式で描いたもので、リアルで実に面白い。池島信平がこの頃ブームだった戦国軍記物を図書館でひたすら収集した効果が出ている。余談だが、池島のNHK番組「歴史よもやま話」は「その時歴史が動いた」「歴史秘話ヒストリア」の前身。似ていて当然である。2014/08/08
Akiko Shimomura
1
お爺ちゃんの本。2008/02/29
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