出版社内容情報
技術と人々の価値観が激変している今日、従来の日本的経営のノウハウは破綻しつつある。新時代に即応した企業経営のヒントを公開
内容説明
企業とは状況と時代の変化に対する適応業である。技術と人々の価値観が激変している今日、これまで成功をもたらした日本的経営のノウハウは、長所から短所に変化しつつある。欧米にモデルも教科書も求められない地点に立たされた日本経済の明日の繁栄のために、いま経営者・管理職に求められている条件とは何か、を提示する。
目次
第1部 企業は変わる人が変わる(経営者革命の時代;東大卒人材の敗退;昇竜韓国の挑戦;労働組合は倒産する)
第2部 経営を動かすもの(堤清二の孤独な挑戦―経営者と創造性;ファミコンと任天堂山内溥―ハードとソフト;神戸市長宮崎辰雄の実験―大企業病の克服;参謀本部の一考察;反語としてのTQCブーム;差異化時代のマーケティング)
第3部 サバイバル時代を生きる(単身赴任の危機克服法;異化の時代を生きるビジネスマン群像;ニュービジネスの狩人たち;現代若者考;企業の生涯保証今や幻想;女性社員に物申す;サラリーマンの読書―三つの潮流)