出版社内容情報
A・ドロン、R・テイラー、T・パワーら美男スターの悩みと哀しみ。「旅情」「終着駅」「シェーン」等々映画にみる別離の美学。夜の明けるのも忘れてしまう映画談義
内容説明
美男スターの悩みと哀しみ。映画にみる“別離の美学”サヨナラおじさんの好評シネマトーク。
目次
イタリア映画最高のルキノ・ビスコンティ(アンナ・マニャーニの個性を生かす;世界に注目された名作「夏の嵐」;「若者のすべて」と「山猫」;少年に魅せられた愛の姿「ベニスに死す」)
私のミュージカル・アルバム(「巴里のアメリカ人」でデビューしたレスリー・キャロン;本場ブロードウェイで見た「王様と私」と「私とジュリエット」;思い出のジーグフェルド劇場で「ポギーとベス」を見た)
戦争映画(ポールは、ちょうちょうをとろうとして死んだ;戦争の爪跡「ジョニーは戦場へ行った」)
美男スターの哀しみ(アラン・ドロンの悩み;頭から足の先まで美男のロバート・テイラー;山の手のトロイ・ドナヒューと下町のトニー・カーチス;アメリカ美男スター第1号の早川雪洲;伝説の美男スター、バレンチノ;父子ともに殉職したタイロン・パワー)
映画にみる恋愛学(アメリカ風恋愛スタイル;センチメンタルな恋愛映画;クラシックな恋への返り咲き)
スウェーデンとイングマール・ベルイマン(教会の壁画から想を得た「第七の封印」;夢と現実、過去と現在「野いちご」;神と人間と、「処女の泉」;女とはなにか、その生と死「叫びとささやき」)
インド映画のサタジット・レイ
(道の物語「大地のうた」;オプー少年の成長を描く「大河のうた」)
クリスマス映画(「汚れなき悪戯」のマルセリーノ;「野のユリ」のエーメン;「我が道を往く」の愛の世界)
映画のなかの会話の魅力
いつでも別離はつらい(「旅情」の別れと「終着駅」の別れ;アラン・ドロンの「個人生活」の別れ;名作「シェーン」と「禁じられた遊び」の別れ)
パゾリーニの人間探究(艶笑文学「デカメロン」の映画化;パゾリーニ美術「アラビアンナイト」)
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