内容説明
目前に迫る日露の破局。明治の日本は、その存立を海軍にゆだねた。緒戦の大捷に国民は沸き返った。しかし山本の“虎の眼”は、北上しつつあるバルチック艦隊に注がれて動かない。時に山本は海軍大臣。この戦争を機に日本はアジアの大国の地位を不動のものとし、山本もまた権力中枢への階段を登り始めるのである。
目前に迫る日露の破局。明治の日本は、その存立を海軍にゆだねた。緒戦の大捷に国民は沸き返った。しかし山本の“虎の眼”は、北上しつつあるバルチック艦隊に注がれて動かない。時に山本は海軍大臣。この戦争を機に日本はアジアの大国の地位を不動のものとし、山本もまた権力中枢への階段を登り始めるのである。