文春文庫<br> 僕のホスピス1200日―自分らしく生きるということ

文春文庫
僕のホスピス1200日―自分らしく生きるということ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167354053
  • NDC分類 498.04
  • Cコード C0147

出版社内容情報

「あなたが死ぬ時まで快適に、あなた自身の意志と選択で生きるために」と、末期がんの患者に懸命に尽す医師の見た生と死のドラマ

内容説明

死ぬ時まで快適に、患者が自らの意思と選択で生きる“ホスピス”では、がん告知はどうなされるか、末期がん患者の延命治療は、痛みをとるモルヒネの使用は、在宅死の対応は、立派な死とは…。『病院で死ぬということ』の著者が、ホスピス科医師となって直面した事実をもとに描く、厳かな、人間最期の物語。

目次

僕たちの希望、新ホスピス、静かに進水
あの世からサインを送ります
死の床での日常を支える好きなこと
ホスピスには行きたい、でも真実は知りたくない
死にゆく人は、全て僕の師匠だった
僕はあなたの生き方にわくわくした
最後の日まで、自分の存在の意味を問い続けるために
ホスピスの価値観は患者の価値観を支えること
僕のホスピスはこうありたい
インフォームド・コンセントをきちんと生かすために〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

19
○祖父母や父のことを思い浮かべながら読みました。生と死について考えました。ホスピスについて考えたことがありませんでしたのでいいきっかけになったと思います。2024/01/07

夢枕しとね

1
自分で悩んで、自分で考えた、自分だけの、自分らしい死に方。生き方。2013/05/10

ユウユウ

0
読んでいるうちに読みたい本が増えた。ホスピスの理念はとても素晴らしいと思うし、個人的には脳死や臓器移植の発想より、自然に受け止めることが出来る。この本は少し古いので最新のホスピス事情をもう少し知りたいものだ。

Hirofumi Kojima

0
ぱらぱらと斜め読み。やっぱりこの手の本は、新しいもの読むべきかな~?理念は変わらなくても、事情としてはちょっと古い印象。古い新しいより死と正面から向かい合った時の受け止め方、価値観が同じではないせいか?捕らえ方については示唆に留めて、事実、事例だけの方が考える力にはなるかも?2014/06/28

kihealee

0
図書館で一気読み。 ホスピスセミナーでお話しさせていただいてから、まさに理想の医師像としてる人。 どの環境におかれても、向上心を持ち続けることや、人のためになにが出来るのか考え、工夫しようとする姿勢は必ず持っていなければいけないと思った。今ある医師としての姿勢は元々備わってたものではなくて自分への問題点の追及から生まれたものだったと言っていた。本当に大きな出会いだったと思う。本だけじゃわからない、裏での努力、工夫を少し聞けたからこそ本の重みがあったなあ。

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