文春文庫<br> 漱石ゴシップ

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文春文庫
漱石ゴシップ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167336066
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

お硬い学術論文も、視点を変えれば漱石文学を楽しむヒントがたくさん詰まった玉手箱。ユニークな研究の最先端をご覧に入れます

内容説明

お硬い学術論文も、視点を変えれば漱石文学をもっと楽しむためのヒントがたくさん詰まった玉手箱。すっかり見慣れた千円札にも親しみが湧いてくる知られざるエピソードが次々に飛び出す。『吾輩は猫である』から『明暗』まで、膨大な量の論文を咀嚼して、「文豪」のご高尚なイメージを覆すユニークな研究の最先端をご覧に入れます。

目次

第1章 吾輩は猫である
第2章 坊っちゃん
第3章 草枕
第4章 虞美人草
第5章 三四郎
第6章 それから
第7章 門
第8章 彼岸過迄
第9章 行人
第10章 こころ
第11章 道草
第12章 明暗
第13章 夏目漱石の生涯

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猫丸

16
癇癪もちで稚気の抜けない坊ちゃん気質。筋の通らぬことには本気で噛みつくわりには弟子の不始末にも苦い顔しながら助け舟を出す。時間軸を歪ませて明治に生まれ変わったら、勇気を振り絞って漱石山房の戸を敲くんだ。松岡譲の横あたりで先生の顔を見つめるんだ。同好の士にはご理解頂けると信じたいが、先生への感情は恋に近い。これほど人を惹きつけてやまない人物はいない。漱石に惚れ込むと、その引力圏から脱することはできない。本書著者の長尾氏もまた、漱石が好きでたまらないオーラ全開である。2020/08/10

お萩

5
知った内容が殆どだったけれど作品ごと、年齢ごとにまとめられていて読みやすかった。筆者の目線が優しく読んでて不快感がない。作品ごとということもあって漱石作品を再読したくなった。2015/06/25

ぱんだ

1
夏目漱石が気になる人や漱石って難しそう、と敬遠している人におすすめ。作品ごとに簡単なあらすじとちょっとした豆知識などがあり、とても読みやすい。評論のようなことも書いてあるが、こちらも読みやすい。目新しい情報はないが、入門書としては楽しい本だとおもう。夏目漱石は小説以外でも、随筆や論文なども面白いので、ここをきっかけに夏目漱石の味にハマってくれる人が増えると大変うれしい。2015/01/03

塩子二号

0
レポートのため。2017/08/04

藤尾

0
大体知ってる内容なので特に収穫はなかったけど、作品ごとにテーマ分けしているのが良かった。2015/01/05

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