出版社内容情報
日本全国を縦横無尽に飛びまわる著者が、めし関係にはじまる人生の重大些事、過激な立腹、密かなる娯しみを語る風雲エッセイ39篇
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mawaji
11
石牟礼道子「苦界浄土」を読んで水俣病について検索していたら何故か引っかかって手にした一冊。たぶん20年くらい前に読んでいたと思われます。喋るエアコンや携帯片手に街中で通話する人々らにハゲシク突っ込んでいますが、今となってはそれらももうあたりまえの風景。平成初期の風物詩の資料的エッセイのような感じで読みました。デパートで「ありがとうございます」と言うマネキンは、ペッパーくんやアンドロイドの出現を予言しているようです。あの独特なシーナ文体はもう確立されているようですが、私もまたそれが刷り込まれてるようなのだ。2018/03/25
ソラ
9
内容(「BOOK」データベースより) 通勤・通学、汗だくだく、昼間はとがり眼イライライラ、でも、夜にはビールで喉ごくごく。熱血エッセイ39篇。 2009/01/04
ともなん
7
くだらない
やまゆ
6
年末年始は何も考えずにこういう面白い本を読むのが幸せ。短い言葉で簡潔明瞭に情感を表すシーナさんが好き。沢野さんの赤マントのイラストも最高にウケる。2013/12/27
kthk arm
5
2022年13冊目。20年ぶりの再読。学生の頃、授業中にコソコソ読んでたの思い出した。ビール飲みたくなるエッセイ集。2022/02/16