出版社内容情報
がんとはそもそも何なのか――。突然の宣告、そして手術。思いがけない経験ののち、「知の巨人」ががん研究の最先端に立ち向かう。
われわれはまだがんという病の正体を知らない
がんとはそもそも何なのか――。突然の宣告、そして手術。思いがけない経験ののち、「知の巨人」ががん研究の最先端に立ち向かう。
内容説明
取材を重ねれば重ねるほど、ふくらむ疑問。がんとはそもそも何なのか―。日本人の二人に一人が罹患し、三人に一人が死亡する「人類最大の敵」の本質に真正面から対峙し、圧倒的な情報量で大きな話題を呼んだ「NHKスペシャル」の精髄を収録。さらに自身の体験記「僕はがんを手術した」をおさめ、がん研究の最先端を鳥瞰する。
目次
第1章 がん 生と死の謎に挑む(「がんとどう向き合ったらよいのか」;従来のがん番組とは一線を画す;がんは遺伝子の病気;検出できない微小転移;「隠れ蓑獲得能力」 ほか)
第2章 「僕はがんを手術した」(宣告;主治医との対話;膀胱にメスが入ったとき;がんという敵の正体)
著者等紹介
立花隆[タチバナタカシ]
昭和15(1940)年長崎県生まれ。39年東京大学仏文科卒業。49年「田中角栄研究―その金脈と人脈」(「文藝春秋」11月号)で金脈批判の先鞭をつけ、以後精力的に腐敗政治批判を続けている。知的関心は幅広く、その徹底した取材と卓抜な分析力による文筆活動で、58年菊池寛賞、平成10年司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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