出版社内容情報
秀吉に滅ぼされた鉄砲傭兵集団・紀伊雑賀衆の遺児、孫二郎は、江戸、京都での剣術修行を終え、さらに南蛮の海を目指すのだった
内容説明
「なにしようぞくすんで一期は夢よただ狂え」家康の六千両を盗んだ孫二郎らは、江戸で、新陰流佐野綱正に弟子入りし兵法を身につける。発展途上の江戸暮らしに飽きた孫二郎は、盗んだ金を刀や漆塗りの諸道具に替えて、異国で商いをすれば十万両になるという話を聞き、故郷の仲間と南蛮の海を目指す。
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- 和書
- 政治学 中公クラシックス