出版社内容情報
人気美人キャスターが高層アパートから落ちた。奇跡的に即死は免れるが救急車が衝突事故、それ以来、彼女の姿は消えてしまった…
内容説明
マンハッタン、深夜。酔いざましに歩いていた刑事の前に、高層マンションから女性が落ちてきた。テレビの人気キャスターだ。奇跡的に一命をとりとめたが、衝突事故を起こした救急車から彼女は消えてしまった。誰がつきおとしたのか。まだ生きているのか。では、どこに。彼女の意外な素顔が明らかになるにつれ謎は深まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bapaksejahtera
9
ニューヨークの高層ビルから有名な女性キャスターが転落する。一旦は生きていたと見られた女性は姿を消してしまい、自殺か事件か決着がつかない。主人公は多額の遺産を贈与されてNYに住む、いかにもWASPの美男刑事。モテモテの彼はキャスター生存を疑いつつ捜査を進めるが、意見を異にする上層部との対立の中で馘首されてしまう。弁護士に転身した主人公は新天地で活躍。ストーリー半ばからはヤッピーが束になって現れ、怪奇、猟奇。ストーリーは予測不可能な方向へと、この人の作風らしく変遷する。佳作とはいい難いが退屈することはない。2021/04/20
schazzie
1
ストーン・バリントンシリーズ。20年くらい前の作品で、バリントンがNYの刑事だった頃の話。そんなに古さは感じないが、携帯やメールがまだ一般的ではないから、留守電の描写が多い時代。ウッズは久しぶりだし、バリントンシリーズは日本語で読むのは初めてかも。でも原書で読むと、バリントンはもっとユーモアがあってカッコ良かったような気がするんだけどな。2015/04/28
hata2
0
面白いことは面白いんだが、旅客機の乗客名簿のくだりとか、後の展開を見越した雑な描写も目につく。シリーズものになりそうだと思ったら、シリーズ化されているようだ。2015/08/15
SAKI
0
あんまり印象に残りませんでした。2011/03/12
Ryosuke
0
竹2009/03/25