出版社内容情報
レビュー、ボードヴィル、軽演劇芸人たちの、奇妙にして自由奔放な生活とその終焉を、深い愛情と体質的共感をこめて描いた異色作
内容説明
エノケン、ロッパ、シミキン…。笑いの王国、浅草六区華やかなりしころ、そこに生きたレビュー、ボードヴィル、軽演劇のさまざまな芸人たちの自由奔放、奇妙きてれつな生活ぶりとその終焉を、小学校をさぼって神楽坂から徒歩で浅草へと通いつめた著者が、深い愛情と体質的共感をこめて描いた異色作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
showgunn
4
戦前戦後の浅草の芸人たちを書いた本で、色川武大のこういう形式の本は珍しく、登場する芸人たちはそれぞれ魅力的でエピソードも面白いのだが、やはりその中に表れてくる色川武大ならではの視点に最も魅力を感じる2016/03/06
hirayama46
2
戦前から戦中・戦後の浅草の演芸界を描いた散文。エノケン・ロッパの出演した映画などはある程度いまでも見られますが、舞台に関しては見る手段はほぼないのがさみしいところですね。演劇が現場以外で見られるようになったのは比較的近年のことではあるのですが。価値観の違いと後悔を短い分量で綴った井上ひさしの解説も好き。2021/10/14
出世八五郎
1
人生を投げたような人々が登場する。適当に遊び働き死ぬ間際の台詞が『好きなことをやってきたんだ。悔いはない。』という言葉が身に染みる。ダ・ヴィンチで推薦本で紹介されていた本。