出版社内容情報
明治維新前後、歌舞伎界を彩った不世出の立女形・沢村田之助。壊疽で四肢を失ってもなお舞台に執念を燃やす田之助を支えた陰の女
内容説明
幕末から明治にかけて「どんな美女よりも女らしく美しい」と言われた歌舞伎の名女形・三世沢村田之助。天賦の美貌と抜群の技芸で人気絶頂だった田之助を思いがけぬ悲運が襲った。壊疽のために両足、両手指まで失ってもなお舞台に執念を燃やす田之助と、酷薄な彼をひたすら支え続けた陰の女・小よしの生涯。
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