文春文庫<br> 三世沢村田之助―小よし聞書

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文春文庫
三世沢村田之助―小よし聞書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 222p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167282158
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

明治維新前後、歌舞伎界を彩った不世出の立女形・沢村田之助。壊疽で四肢を失ってもなお舞台に執念を燃やす田之助を支えた陰の女

内容説明

幕末から明治にかけて「どんな美女よりも女らしく美しい」と言われた歌舞伎の名女形・三世沢村田之助。天賦の美貌と抜群の技芸で人気絶頂だった田之助を思いがけぬ悲運が襲った。壊疽のために両足、両手指まで失ってもなお舞台に執念を燃やす田之助と、酷薄な彼をひたすら支え続けた陰の女・小よしの生涯。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shellgai

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脱疽で手足を失ったので有名な幕末の名優沢村田之助の伝記っぽい小説。病気にならずに長生きしていたら明治の劇界もずいぶん変わっていたかもしれない。2012/12/02

めっちー

0
三世澤村田之助を彼の侍女兼妾であった小よしの視点から書いた物語。田之助の話はいくつか読んでるが、この小説は当時は珍しくなく不本意であるが、男色関係にあった男との話も書いてあるのが特色。この本でも田之助の最期の状況が詳しく分からないのが残念である。2014/06/12

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