ポプラ文庫ピュアフル 死神姫の白い結婚〈２〉運命よりも好きな人

忍丸【著】

ポプラ社（2025/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 223p／高さ 15cm
• 商品コード 9784591185636
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

異能によって他者の生命力を吸い取ってしまう神崎雛乃と、
不老不死の身体に苦しんできた龍ヶ峰雪嗣。
互いに補い合うことで初めて「普通」に生きられるふたりは、
運命に導かれるように夫婦になった。

幸せな日々を過ごす雛乃だったが、
踏み込みすぎると一線を引いてしまう様子の雪嗣に、
夫婦としての関係が停滞しているのでは、と不安を覚えるようになる。

そんな中、実家の手伝いのため赴いた怪異退治の現場で、
子どもの頃に共闘していた祓い屋の青年・水神夕夜と再会し――？

この結婚がたとえ「運命」ではなかったとしても、自分の手で「運命」にしてみせる。
大人気の美しき婚姻譚、待望の続刊。


■著者プロフィール
忍丸（しのぶまる）
『異世界おもてなしご飯』（カドカワBOOKS）でデビュー。著作に「わが家は幽世の貸本屋さん」シリーズ（ことのは文庫）、『アラベスク後宮の和国姫』『花咲くキッチン―再会は薬膳スープと桜を添えて―』（ともに富士見L文庫）、『幽世のおくりごと　百鬼夜行の世話人と化け仕舞い』（ポプラ文庫ピュアフル）など多数。

内容説明

異能によって他者の生命力を吸いとってしまう雛乃と、不老不死の身体を持つ雪嗣。一緒にいることで初めて「普通」に生きられるふたりは、運命に導かれて夫婦になった。幸せな日々を過ごす雛乃だが、肝心なところで雪嗣に一線を引かれているように感じ、夫婦としての関係が停滞しているのでは、と小さな不安を覚える。そんな折、怪異退治の現場で、子どもの頃に共闘していた祓い屋の青年・水神夕夜と再会し―？

著者等紹介

忍丸［シノブマル］
『異世界おもてなしご飯』（カドカワＢＯＯＫＳ）でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[愛華]

ラブ度は高まってて悪くないんだけど、肝心の話の方が面白くない。というか今回で歳を割りと取ったなら、そのペースで進めばあっという間に亡くなるでしょと思ったら何も喜べない。ギリ年齢差気にならない程度だけど、弱体化して、このまま吸ってたら、歳は取る一方、行き着く先は早い死別しかなくなる。いつかは来ることだけど、早い段階での死別はちょっと。今回は一気に沢山吸ったからだけど、先立たれるのがみえるのはちょっと受け付けないので、続きが出てももう読まないと思います。

2025/03/09