出版社内容情報
天正年間、近江の名門六角氏の本拠観音寺城をめぐる戦国興亡の大ロマン。非運の美女・月の方の生涯を軸に甲賀者が活躍し城盗りに明け暮れる男たちの野望を描く!
内容説明
抗争渦巻く戦国乱世、近江の名門六角氏の本拠・観音寺城で何が起ったか―城主高頼の嫡子氏綱の急逝で残されたのは幼い嫡孫義実と京育ちの絶世の美女月の方だった。家督を継承できなかった次子定頼の邪悪な執念が燃えたぎる。甲賀者が活躍し、城盗りの策謀に明け暮れる乱世で、残虐な武将の野望にさらされる美女の運命は?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムチ
39
何気の短編、収穫。少し前、18切符で訪れた繖山。低山ながら、かなり史的香り立ち込めていた。保存史料も価値あるものありとも。戦国期の雄、六角氏の居城、よくある家督跡目相続の争乱・・絡むのは絶世の美女月の方。次子の欲望が火を噴き、権謀術数はお定まりの展開へ。城跡を上がると戦国、中世時代城郭の風情があちこち残っており、近江八幡一帯、とてもいいです。5回余りは行った記憶が。
Melody_Nelson
1
観音寺城に興味があり、六角氏についてもほとんど知らないので読んでみる。物語としては面白いけれど、どこまでが史実といわれているものなのだろう?と思いながら読んだのだが、実は結構、史実らしきことを元にしていると知り、驚く。但し、女性関係の部分は創作で、男性(おっさん)読者へのサービスか。えらい悪い奴らに描かれているけど…。ともかく、信長や浅井などを中心の小説だと、出ても脇役に過ぎない六角氏だが、今回色々学べたのは良かった。観音寺城跡、行きたい…。 2019/10/03
さっと
1
六角氏の居城である観音寺城を舞台に、戦乱の世の儚きこと、哀しきことを描く。戦国時代には疎いけれど、けっこうな激戦区に存在してた城みたいですね。それだけによく知られた歴史との接点もあって楽しめました。2009/06/28
しみやん
0
き 2013/05/22