内容説明
アメリカはどうして日本のロケット開発にいちゃもんをつけるのか?なぜ松本サリン事件で第一通報者が疑われてしまったのか?「科学」に関する事件や事故の背景は、テレビや新聞を見てもさっぱりわからない。科学に縁のない「文系人間」の素朴な疑問にも易しく答えてくれる最先端科学技術の参考書。
目次
ロケットのホメ殺し外圧
スペース・シャトルとレポーター
高速増殖炉「もんじゅ」のゆくえ
ガス会社が電力を供給する日
地球の大気
理系の犯罪?松本サリン事件を考える
サリンを合成できるのは専門家だけなのか
姿の見えない日本の科学者
実験の載らない理科の教科書
エアバスA300機事故とコンピューター
和を重んじる国の技術開発
ロボットと向き合う
インターネットがすべてではない
科学の古典
科学技術立国と製造立国
日本人が習わない湯川博士の仕事
情報ネットワークとノーベル賞の関係
放射能と放射線どこがどう危険なのか
重油流出の被害を抑える技術とシステム
震災にヘリの出動がおくれた理由
特殊航空機X
著者等紹介
中野不二男[ナカノフジオ]
1950年新潟市生まれ。日本大学農獣医学部中退後、ウィーンの通信社を経て78年に渡豪。先住民アボリジニーの調査研究および執筆活動に入る。帰国後、84年に『カウラの突撃ラッパ』(文芸春秋)で第11回日本ノンフィクション賞を、90年には『レーザー・メス 神の指先』(新潮社)で第21回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。医学、科学、最先端技術等の今日的課題に果敢に取り組んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
ふじか
yori
たなカツ