出版社内容情報
「レッド・オクトーバー──」の颯爽たるCIA情報分析官ジャック・ライアンが、IRAの英国皇太子誘拐計画と戦うサスペンス!
内容説明
「レッド・オクトーバーを追え」の颯爽たるCIA分析官ジャック・ライアンは、かつて海軍兵学校教官だった。ロンドンでの休暇中IRAの分派ULAのテロ事件に遭遇し、重傷を負いながらも英国皇太子夫妻を救う。が、これは発端にすぎなかった。帰国した彼を待ち受けていたのは…。軍事スリラーの第一人者が国際テロを描く迫真の巨篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
37
ジャック・ライアンシリーズ第2弾。とはいえ時代設定は「レッド・オクトーバー」以前の物語。英国で休暇中のライアンが偶然テロ事件に遭遇、イギリス皇太子をすくうのだが・・・・。物語のスピード感は相変わらず上手い、ハラハラドキドキのアクションもの。最後までグイグイ読ませます。ハリソン・フォードで映画化もされましたね。ジャックライアンが段々と出世するにつれて面白味が減っていくのだが、レッドオクトーバーからこれと、この後までは、このシリーズは面白い。★★★★
トンちゃん
27
ライアンの英国での活躍から、米国へと帰国してミラー達の驚異が迫る所までが上巻。 訳語が古めかしい点を除けば、やはり面白い! ライアンも可愛げがあってファンになっちゃいますね笑 逮捕されたミラーをまさかの救出。驚きました。 ULA強いです。ライアンはULAは政治的動物と評価し、個人的な恨みでは動かないと言ってましたが、ミラーがしっかり暗躍してライアン一家に近づいているのがスリリング面白い。 下巻で決着が着きますが、この決着より、どういう経緯でライアンがCIAに入るのかを見届けたいです(๑´•ω • `๑)2020/05/21
武蔵野きつね
12
イギリスを旅行中の歴史家ライアンは目の前で起こっているテロを運良く阻止し、イギリス皇太子の恩人となる。だがテロリストの報復の的となり。ライアンがどうしてCIAの勇敢な情報官になったかの物語。2020/11/08
tonbei
7
北アイルランドの独立運動と、それを背景としたテロリズムが 話の骨格にある。主人公のJack Ryanも、その家系はアイルランド移民とされる。ただし、Jack自身は テロリストに容赦のない目を向ける。北アイルランドは、歴史的には100年とか200年もさかのぼる問題であり、どこで区切るかが当事者で異なる。テロリストを非難する側は、今の問題としてとらえるが、テロリスト側はずっと過去にさかのぼり、歴史問題として認識する。2020/05/17
かずお
7
★★★☆☆ トムクランシーを読破しようと思い立つ。 だいたい戦争物とテロに分けられるんだけど、こちらはテロの話。2017/06/24
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