出版社内容情報
ペルージャ移籍後もますます過熱する中田英寿人気の中、初の公認発言集、ついに文庫化。はじめて明かされるイタリアのエピソードも
内容説明
日本サッカー界の若きリーダーであると同時に、今や“世界のNAKATA”となった中田英寿。その言動の一つ一つがどんな背景から生まれたのかが語られた初の“公認”発言集。昨年の熱狂が記憶に新しいワールドカップ本選やペルージャ移籍後のエピソードも書下ろしとして収録。物議を醸した彼の言動の真意がここにある―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
31
中田氏が二十歳を少し出たばかりのころに刊行された本。もうすでに世の中を悟っているかのような言動に驚かされる。確かにこういう方は誤解を受けやすくなってしまうのだろう。本当はシャイでこだわりを大切になさる中田氏。今現在の動向をよく存じ上げないが、環境が許す限り自分の思うとおりに生きていけばいい。人生は一度きりだ。2015/01/14
うえ
3
語録というよりも、中田の一言についてその当時の背景等を著者が解説していくもの。「96年1月…ユヴェントスへの20日間の短期留学は、中田自身が切望したものだった。…「言葉の壁は大きかった。パスを回していても、その先のコミュニケーションなんてありえない、ってことが分かったし。ああ、もっと語学を真剣にやらなくちゃ、って考えた」イタリア語の辞書をめくりながら、チームメイトへ自分の意思を懸命に伝えようとしたが、結局、自分がアウトサイダーでしかないことを思い知る。」2023/08/09
すのう@中四国読メの会コミュ参加中
2
ある意味傲慢で自己中心的。それは多分理想が高く、自分にも相手にも厳しいからだろうけど…周りが付いていけるかいけないかで、最高にも最悪にもなりうる人のように感じた。2015/01/04
ラムネ
1
中田英寿がベールに包まれていた時代、 中田を伝えた数少ない本。2019/02/05
Akira Kasuga
1
1999年著。絶版なのか新品手に入らず。かなり古いけど一度は読んでおこうと。元代表としては一番お気に入り。頭がいい人だわ。2017/11/03