出版社内容情報
倫理感が強く自由にこがれる知的青年が、悲しいまでに自己の姿をみつめつつ旅の空をさまよう自伝的青春文学の傑作。写真多数収録
内容説明
ぼくは今、何をなすべきか。東京五輪を目前に控えた喧騒の社会にほうり出された倫理的で屈強な肉体をもった知的青年は、何ものをも見つけられぬまま日本を、そしてヨーロッパを彷徨う。暗闇の中にさした一条の光、それは何と一隻のカヌーだった!青春の懊悩を鋭くみつめた、自伝的エッセイの隠された傑作。写真収録多数。
目次
1964年、夏、北海道。
新聞配達とヒッチハイク
京都御所のフリスビー
風に吹かれて
一人ぼっちの冬
単純粗暴犯
さらば、日本
フィンランドの夏
白夜とムンクの絵
流浪のハムレット〔ほか〕



