内容説明
わたしはどうして、こうなってしまうのか?次から次に襲いかかる男達の身勝手で無神経なセクハラや暴言。あまりの責め苦に「私はもう二度と男を好きになったりすることはないような気がする」とすら思ったという著者が、1993年から98年にかけて書いたパワフルでエネルギッシュ、爽快なまでにずばり言い切るエッセイ集成。
目次
1 やられ女の言い分(やられ女の言い分;A先生のこと ほか)
2 発想の方法(だらだらしてます―発想の方法;全作品リスト―~’93前半 ほか)
3 解説の名を借りて(養老孟司さんへ;私も愛人―荒木経惟全集「Aの愛人」解説 ほか)
4 内田春菊の美術館めぐり(コクトーの絵って漫画みたいだ!―ジャン・コクトー展;キースが残してくれた「希望」―キース・リング展 ほか)
著者等紹介
内田春菊[ウチダシュンギク]
1959年長崎生まれ。ウェイトレス、クラブ歌手、ホステスなどを経て、84年に四コマ漫画でデビュー。『幻想の普通少女』『南くんの恋人』『水物語』などで一躍人気作家になる。93年発表の小説『ファザーファッカー』が大ベストセラーとなり、漫画『私たちは繁殖している』と合わせてBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した
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