文春文庫<br> 流星雨

文春文庫
流星雨

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  • サイズ 文庫判/ページ数 381p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167265106
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

城の陥落、北辺の地への転封と続く波乱の時代、父を、兄を、夫を失った会津の女たちはどう生きたか、十五歳の少女の目で描く長篇

内容説明

歴史の悲劇・戊辰戦争―。鶴ヶ城陥落、北辺の地斗南への転封と続く苛酷な時代に父を、兄を、夫を失った会津の女たちの運命は。恵まれた藩士の娘から、一転して流浪の身となった多感な十五歳の少女あきは、理不尽な戦争への怒りを秘めながら混乱を生きぬき、女として成長してゆく。女流文学賞受賞の歴史長篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっと

7
先日読んだ永岡慶之助『斗南藩子弟記』に続き、またも会津ものである。あちらが元会津藩士の目から描いた流浪の物語であるのに対し、こちらは女性の視点からのものである。会津戦争の最中、男手を失い、僻村に落ちのびていく祖母、母、娘たち。女ばかりの壮絶な逃避行の中で、「私たちはまだマシなほう」というのだから、会津戦争の凄惨さが知れる。まだ「日本国」となる前、それぞれが藩のことを「くに」と呼んでいたころ、この国は、同じ「日本人」同士でありながら戦争をした。その事実のみがひたすらに胸を打つ。2013/04/19

rinrinkimkim

3
大河の山本八重子もちょっとだけ出てくる。第1章に書かれている鶴ヶ城総攻撃の様子がすごい迫力で顔をしかめてしまいました。その後会津藩士の娘「あき」の半生が書かれています。女性の作家さんの中でも重厚な文章だなと思ったらなんと吉村昭氏の奥様だったんですね!これは今年一番の収穫です。吉村氏は大好きでよく読んでいたのでしばらく奥様の作品続けたいと思います。紅梅希望2013/10/15

OT

2
適切な感想文ではないです。冒頭の会津戦争の章を読んでから、必ず戦争の混乱のなか、首をはね飛ばされる夢を見るんです。私は福島県出身なのですが、もしや他生でその場にいたのかな?って思うくらいうなされます。それだけ、戦争の真実に迫った、物凄いお仕事なのだと思います。きちんと読みたいのですが、どうしても怖いので皆さんの感想でその後を伺い知っています。

たかしくん

2
女性の視点で描いた、幕末、会津、そして明治。何度となく目頭が熱くなる素晴らしい時代小説でした。2013/12/13

つきじ

2
斗南の生活の厳しさを描いたものは、たくさんありますが、斗南までの道中が書かれているのは珍しいと思います。斗南の生活は厳しくても妹の逞しさ朗らかさで乗り越えていく。主人公への求婚相手が薩摩藩士で、苦悩する姿、最終章がとても印象に残る作品です。2012/07/18

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