内容説明
入院中の青年を、銃を持った町民達が狙っている。最愛の人を殺されて、それでも復讐は許されないのか…?軽妙な語り口の裏に、現代の世相を見つめる優しい目が潜む。デビュー作「幽霊列車」以来、鋭い推理とアツアツぶりは変わらない、宇野警部と永井夕子の名コンビ。世代を越えて読みつがれる、幽霊シリーズ第18弾。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
昭和23(1948)年2月29日福岡生まれ。桐朋高等学校卒業。51年「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、以来ベストセラー作家として活躍。著作は480冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
85
赤川次郎の原点である幽霊もの5話。 幽霊包囲網。 ママの選択、パパの洗濯。 つきに見放された男。 都会の死体置場。 私は目撃者。 短編であるので読みやすいし、登場人物も親しみやすい。 起きる事件も突飛でいろとりどり。 ときどき、昔読んだような気になるのはなぜだろう。2011/07/16
MIKE
3
赤川次郎氏の一冊目として読んだ。短編のためトリックはわかりやすいが、ヒント不足で謎解きできず。コミカルで軽快なため、すらすらと読める。2012/06/08
aika
2
サクサク読めます。軽い読み物に最高かな。2015/09/08
yamon
2
幽霊シリーズ。もうどうでも良さが滲み出ている感じ。特に最後の話とかはまるで完結してないし上手くもまとまってない。駄目。2009/11/25
ササーキー
1
久しぶりの赤川次郎。軽いテンポで読みやすい。2018/11/05