文春文庫 幽霊候補生

赤川次郎

文藝春秋（1982/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 281p／高さ 16cm
• 商品コード 9784167262037
• NDC分類 913.6

出版社内容情報

ホームズはだしの女子大生と警視庁捜査一課のオニ警部。お馴染みの名コンビがいどむ五つの事件。俊英作家のユーモアあふれる連作長篇。「幽霊列車」シリーズ第二弾

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[うさっち]

幽霊シリーズ第二弾。夕子の死から始まり、こんなに早くコンビ解消？と思ったら…。サラリと読めて安定感のあるミステリ短編集。

2015/02/15

[鍵ちゃん]

「どんな事件もたちまち解決亅を誇っていたオニ警部だが、推理マニアの女子大生永井夕子に出会ってたちまち逆噴射。惚れた弱味で振り回されている。しかし！その夕子がボーイフレンドとドライブに出かけ湖に落ちて死んだという。警部は蒼くなって現場に駆けつけた。すると…。

2020/11/08

[Masako Karasawa]

今回も面白かった(*^_^*)古本屋とかになかなか無くってやっと見つけたぁー☆なんだか最近宇野さんがかわいそうで仕方ない(/_;)ｗｗ

2013/02/27

[かりん]

宇野警部と恋人の永井夕子が殺人事件を解決していく幽霊シリーズ第2弾。 主人公は警部なのに実際事件を解決していくのは恋人という設定で、殺人の状況や方法もありえないと思うものばかりだけど、最後はすっきりと事件が解決してすべて丸く収まるので安心して読めます。

2010/11/23

[koo]

　本格ミステリフラッシュバックを引っ張り出して言及されていた第2短編集も読みました。まだ2作目だからか本格テイストを感じさせる作品でしたね、主要人物が宇野、夕子の2人だけなのがホームズシリーズよりすっきりしてるのかもしれません。「双子の家」が比較的好みです。

2021/02/28