出版社内容情報
甚兵衛(腎虚)、馬之介(巨根)など、昔から言い習わされている擬人名にウンチク傾け、川柳や小咄を交えてつづる艶笑譚の数々
内容説明
甚兵衛(腎虚)、馬之介(巨根)、馬内侍(広陰)、お花(安値な売笑婦)、角兵衛(張形)、実盛(包茎)、横兵衛(間男)、文弥(よがり泣き)…etc、性になぞらえたこれらの人名は、江戸の庶民たちに言い習わされたものである。その艶めいた味わいを、川柳や小咄、中国の笑話なども交えて楽しむ傑作風流ばなしのオリジナル文庫化。
目次
甚兵衛
馬之介
馬内侍
与吉が女房
得手吉
おもん、おつぼ
おえん、おこう
武左衛門(武左)
お花、お千代
玄、玄の字、玄さま
角先生
お菊、菊左衛門(菊左)
おしな
さねもり(実盛)
横兵衛
おりん
おいん、おらん
お鈴
作兵衛
お竹
お秋
五十嵐、百蔵、お百
愚図郎兵衛
せなあ、あかね
文弥
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- 和書
- 悔いひとつない我が人生



