出版社内容情報
戦争を始めた両大国にはさまれた小国を、
象のジャンボと象使いの活躍によって、
戦争の犠牲から守っていく心温まるお話です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
t80935
2
戦争のために殺されそうになるぞうのジャンボ。「かわいそうなぞう」と同じ運命をたどるのではなく、ミサイルから国民を助け、一命も取り留める。そして、その間に戦争をしていた両国は滅んでしまう。|子どもと読みながらとても安心した結末だった。子どもと「戦争はいけないね」「ジャンボすごいね」と話あった。2015/09/12
本読ミ亭書楽
2
先日、横浜にあるアンパンマンミュージアムへ。そこにある「森の本屋」で絵本を来月2才になる娘に選ばせたところ、場所が場所だけに9割がアンパンマン関連の本が並ぶ中、この作品をチョイス。恥ずかしながら、やなせたかしのアンパンマン作品以外をここで初めて知り、手に取った。アンパンマンもそうだけど、物語の根底には作者の戦争体験の中でとりわけ飢餓の苦しみ、悲しみが本作でも描かれてた。大袈裟な表現になってしまうけど、この絵本を娘に決して当たり前のことじゃない平和の大切さを伝える為のバトンにすることにした。
富小読み聞かせ
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読み聞かせ 1組鈴2013/10/25