出版社内容情報
恋愛と野球は、どんな策を弄してもよい──。この金言どおり老若男女が集ったチームが快進撃。ユーモアタッチの爽やかなミステリー
内容説明
造船会社に勤める悠二は電車内のトラブルでコックの早瀬と知りあった。お互いに野球狂。次々と人の輪もつながりチームを結成。職業多彩、美女多数、年齢不問。そして実力は未知数。でも、遊びを愉しむスピリットにかけては天下無敵のおお、その名もミステリーズ!爽やかに胸が熱くなる野球小説です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
goro@80.7
50
ミステリーズと言っても推理小説じゃありません。ひょんなことから集まった年齢性別問わずの草野球チームの名前でした。誰でも初めは赤の他人。こんな出会いがあっても不思議じゃないかも。映画と野球が好きな赤瀬川さんの眩しい草野球物語でありました。久々にキャッチボールしたくなったわ。2018/07/09
たーくん
9
再読→→→造船会社に勤める悠二は電車内のトラブルでコックの早瀬と知りあった。お互いに野球狂。次々と人の輪もつながりチームを結成。職業多彩、美女多数、年齢不問。そして実力は未知数。でも、遊びを愉しむスピリットにかけては天下無敵のおお、その名もミステリーズ!爽やかに胸が熱くなる野球小説です。 2018/04/25
19720624
2
40代半ばにして草野球に目覚めた主人公。普段は京浜東北線で通勤。神宮外苑のグラウンドで試合。あまりにも多い共通点に驚く。でもこの本の主人公は何もかも上手く行く。メンバーは順調に集まるし対戦相手はあっさり見つかる。試合ではいきなり登板して好投。現実でもこんな上手くいったら良いのになぁ。2017/05/09
シロー
2
野球好きには夢のように羨ましいお話です。2007/06/17
TOKU
2
何となく手に取ってみた本。大きな展開もなく、地味と言えば地味だけどそこがいい。物語的な破綻もなく、登場人物が個々で生き生きしてる。フィールドオブドリームスが見たくなった。2011/10/04