出版社内容情報
稲尾、中西、豊田……。一騎当千の名選手を歴訪し、豪快な野武士野球でなしとげた奇蹟の数々を検証する偏愛と敬意に満ちた風雲録
内容説明
怪童・中西が打つ。豪腕・稲尾が投げる。野生児・豊田が走る。名手・仰木が守る。往年の名選手・監督12名を歴訪。自由な野武士野球でなしとげた奇蹟の数々をたどり、現在まで脈々とつづくライオンズ魂を検証する。対談では長嶋茂雄も「西鉄ファンだった」と告白。思慕と畏敬の念に満ちた、男たちの風雲録。
目次
仰木彬―谷落しされた仔獅子
豊田泰光―疾走する暴れん坊
和田博実―強気の韋駄天キャッチャー
滝内弥瑞生―いぶし銀のユーティリティー・プレーヤー
稲尾和久―ダイヤモンドの守護神
関口清治―磊落な兄獅子、不動の五番
藤本哲男―オールラウンドの野球人
河村英文―黄金時代の序曲を奏したエース
河野昭修―不屈の万能内野手
三原脩―自発性を引き出した教育者〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
背番号10@せばてん。
29
1995年11月15日読了。稲尾和久、中西太、豊田泰光、仰木彬…。今はなき「西鉄ライオンズ」の書。(2020年11月23日入力)1995/11/15
Eiji
1
今をときめくオリックスの仰木監督の現役時代と、当時球界を沸かしたヒーロー達(三原監督、鉄腕稲尾、中西太など)が在籍した西鉄ライオンズの話。管理野球とは無縁の豪快なその野球は、忘れていた野球の醍醐味を再び甦らせてくれる。 1996/02/29
渋谷英男
1
中西太との対談での3割論は面白い。☆3.52015/07/24
もういっこみかん
1
西鉄の野武士エピソードあれこれ。それぞれの選手のキャラが立っているってとこは今のライオンズにも通じるものがあるかも。豊田の爺様がイケメンだし。2011/11/07