出版社内容情報
在日朝鮮人三世として、初めて北朝鮮に留学した著者だから書ける衝撃の体験記。"祖国"の恐るべき実態と自由を求める人々を描く
内容説明
1991年4月、在日朝鮮人の若者が希望に胸をふくらませ、初の留学生として“祖国”へと旅立った。しかし、彼がそこで見た現実とは、極端な個人崇拝、経済破綻、帰国者への差別…。だが、絶望的な状況の中でも、反体制秘密集会に集まる人々がいたのだ。長期滞在し、冷静な視点に基づいて書かれた画期的レポート。
目次
第1章 北朝鮮留学・第一号
第2章 「篭の鳥」の平壌生活
第3章 「地上の楽園」は“円”経済圏
第4章 素顔を見せた「恐るべき祖国」
第5章 恐怖と飢餓の共和国
第6章 秘密集会への招待状
第7章 日本で待っていた“除名処分”
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