内容説明
高高度戦闘機、ロケット戦闘機などの新鋭機や、レーダー、空中大砲をはじめとする航空兵器…。それらを確実なものとして戦場に送りだすために、試験を繰り返した命知らずのテストパイロットたち。時として実弾を積み、敵機を迎え撃った彼ら、陸軍審査部戦闘機隊の特異な姿を、綿密な取材と調査によって浮き彫りにした労作。
目次
第1部 審査に邁進(昭和十四年十二月~十九年十月)(テスト:キ四三‐1、キ四四、キ四五改、キ六〇、キ六一、マ一〇三 交戦:キ六一(対B‐25B)
テスト:キ八四、キ九六、Bf109E、Fw190A、P‐40E、「バッファロー」、「ハリケーン」、ホ一〇三上向き砲、防弾タンク
テスト:キ六一‐2、キ六一‐2改、キ九四‐1、キ一〇二乙、ハ一四〇、ペ三二、引き込み式雪橇、メ一〇一、タ弾、ロ三弾
テスト:キ四三‐3、キ一〇二甲、ハ一一五、アルコール燃料、ホ二〇四上向き砲、タキ二号)
第2部 テストと邀撃と(昭和十九年十一月~二十年八月)(テスト:キ八三、キ一〇〇、キ一〇八、四式重爆、キ一〇九、ハ一四〇、マルサ装置、アルコール燃料、雪橇 交戦:三式戦二型、四式戦(対B‐29)
交戦:一式戦三型、四式戦(対F4U)、三式戦二型(対F6F)、三式戦二型、四式戦、キ一〇二甲・乙(対B‐29)
テスト:キ九四‐2、キ一〇六、キ一〇九、キ一一五、「秋水」軽滑空機、「秋水」重滑空機、P‐51C、特呂二号、タキ二号、松根油 交戦:一式双発高練(対P‐51D))
著者等紹介
渡辺洋二[ワタナベヨウジ]
昭和25(1950)年、名古屋市生まれ。立教大学文学部卒業後、航空雑誌の編集者を経て、現在航空史の研究・調査をライフ・ワークとしている。現在までに取材した旧軍関係者は1000人を超え、その取材力、執筆内容の正確さには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とろとろ
印度 洋一郎
roatsu
HUNTER.JP