感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
16
初のロケット戦闘機、秋水や奇抜な前翼戦闘機、震電。練習機や水上機も。試験飛行や訓練飛行は飛行機が未熟か飛行士が未熟という状態にあるので殉職が多い。試験飛行パイロットで4、5機も違う機種を経験していたら、相当な強運を持っている。日本軍の軍用機そのものに関心を持っている人には良いかも。震電はもう3年早く出てきてほしかった。2017/11/13
大狐
3
零観の空戦録など非常に貴重な内容が情熱かつ分かりやすくかかれております。秋水一閃には驚きました。2013/08/03
印度 洋一郎
2
ゼロ戦のデビューから、ロケット戦闘機「秋水」、プロペラが後ろについている戦闘機「震電」、そしてドイツの練習機をライセンス生産した四式初等練習機など、メジャー&マイナーな日本軍機のエピソード満載。飛行機に対する愛に溢れながらも、冷静であろうとする著者の語り口も良し。2009/10/19
roatsu
1
10数年前の大学の購買にて出会った、その後の渡辺作品との縁となった一冊。通り一遍の旧軍航空知識しかなかった自分にはこの一冊だけでもずいぶんたくさんの発見と探究のよすがになる情報が多い作品でした。日本人特有のひいき目や希望的観測、思い込みを排して丁寧に取材・検証して実態をあぶりだす姿勢はどの作品にも共通だが、何のバックアップもなく個人として継続して世に出した努力は素晴らしい。2013/07/14
8orbitalspeed
0
個人的には空戦記よりも開発記の方がよかったです。2010/11/10