出版社内容情報
雑誌記者の由加子は取材で金沢を訪れ、学生時代の恋敵美知子の旅館に泊る。過去の恋人の死を巡る疑惑が渦巻く中、新たな殺人が
内容説明
雑誌記者の中山由加子は大学時代に親友の松原美加子に恋人の桐村を奪われ、その数カ月後、桐村は不慮の事故死を遂げた。果たして事故は偶然だったのか。美知子への疑脇が渦巻くなか事件の鍵を握る野上が金沢で失踪、嵯峨野の竹林で遺体で発見された。二つの古都を舞台に愛と殺意が交錯する傑作長篇ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おけいはん
4
学生時代からの友人達の三角関係、恋愛のもつれかと思いきや、ダイオキシン問題が絡んでいる社会派ストーリーだった。そうかこの頃日本でもダイオキシン問題が顕著になっていたんだっけ…。読みごたえがありした。2019/02/25
さざなみ
2
暇つぶしに題名にひかれて読んでみたが、扱われている京都も金沢も何もストーリに必要のない設定。 登場人物の絡みにその土地が必要なところは無しだった。 ブックカバーの裏表紙に著者の代表作の一つに挙げられているが・・・・・・2019/07/14
zx-sho2
0
☆☆★★★2010/08/10
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- 和書
- いーあるふぁんくらぶ