出版社内容情報
ご存知、狩矢警部とキャサリンが大活躍する二篇と、看護婦・戸田鮎子と新聞記者・田原陽一のコンビによる期待の新シリーズを二篇
内容説明
華やかな芸能界の裏側に渦巻く、愛情のもつれ、ライバル意識、打算。ロケバスは俳優たちのさまざまな思惑を乗せて流れ橋へ。そこで主演男優の落馬事故をきっかけに殺人事件が―。表題作ほか、看護婦戸田鮎子と新聞記者田原陽一のコンビによる期待の新シリーズ二篇と、ご存知キャサリンが大活躍する一篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
87
短編集4作品。 流れ橋殺人事件 竜の寺殺人事件 閉ざされた声 不倫の代償 いずれも京都を本拠地とする山村美紗らしい作品。 京都の地名、文化があちこちにちりばめられている。2012/09/21
しーやん
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初めて読んだ山村美紗さんの本。テレビドラマでは見た事がありますが、読みやすいですね。4話の中編集で各話それぞれで完結しますが、舞台は同じエリアなので微妙に彼方此方のお話が繋がっていて、それを感じるのも楽しいポイント。直接繋がらないけど、本当に微妙に繋げるのが微妙に上手いという…微妙な文章を感想として残す。話自体は簡単な話ですが、犯人が分かるのは全話最後の最後。布石があるのかと言えば確かにあるが、これは分からんだろうって感じなので推理しながら読むよりも純粋に読み物として読む本かな。2021/06/03
ひーちゃん
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恋は殺人までに狂わす2021/05/20
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- 和書
- 菊池寛アンド・カンパニー