出版社内容情報
編集者・由紀子の愛する作家が殺された。犯人は彼女の知人の中にいる！ 巧みなトリックを駆使する著者の短編傑作推理七作を収録
内容説明
編集者・由紀子の愛する担当作家が殺された。誰にも知られていない婚約の約束があったのに…。しかも犯人は彼女の周辺に潜んでいる！巧みなトリックを設定した表題作以下、「猿を抱いた少女」「真紅のマニキュア」「３通の遺言状」「消えた脅迫者」など、著者の持ち味を充分に示す短篇傑作推理７作を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いもこ
1
「猿を抱いた少女」「獣医殺人事件」「真紅のマニキュア」「愛の罠」「三通の遺言状」「消えた脅迫者」「こちら殺人現場ですが」収録。昭和59年に発売された単行本の文庫化。テープで録音するタイプの留守番電話等今はない機械のトリックはイメージがつき辛いのが難点。「消えた脅迫者」のラストのオチは鮮やか。面白かったです。数話「ミスキャサリンシリーズ」の狩矢警部登場。2012/08/08
kanamori
0
☆☆★2011/10/21
