出版社内容情報
第二次大戦の勝敗を決した大空の対決は日米の技術と国力、価値観の戦いだった。両国技術者、搭乗者のドラマを軸に描く決戦の全貌
内容説明
ミッドウェー海戦初期、零戦隊は米新鋭機アベンジャーを叩き、赫赫たる戦果を上げた。だが首脳陣の決断の一瞬の遅れが日本軍に潰滅的打撃をもたらす。敗因分析もろくにしなかった日本軍に対し、米軍は冷静な分析の中から次なる方針を打ち出し、F6Fの開発、零戦情報の収集を急いだ…。渾身の大河ノンフィクション全6巻の2。
目次
第3部 連合艦隊はミッドウェー作戦で一気に米空母部隊を壊滅させようと出撃するが、戦勝気分の蔓延が運命の大逆転をもたらすことになる。
第4部 一機の零戦がついに米軍の手中に入り、零戦の秘密は解明されてしまう。その頃米軍は恐るべき戦略爆撃機B29のテストに入っていた。
第5部 ソロモンの空に米軍はF4Fなどを大量投入して反攻してくる。零戦は奮闘し数々のエースを生むが、同時にベテランを次々に失う。