出版社内容情報
幸せな家庭生活をおくる売れっ子作家が外出先から戻ると、自分と瓜ふたつの男が待っていた。そこから悪夢が……。 解説・瀬名秀明
内容説明
ミスター・マーダー―売れっ子ミステリー作家マーティをマスコミはこう呼ぶ。素顔の彼は妻と二人の娘を大切にする家庭的な男。平穏に暮らしていたが、突然、記憶の欠落に悩まされる。不安な毎日を送るマーティが、ある日家に帰ると、自分と瓜ふたつの男が現れて言った、「なぜおれの人生を盗んだ?」そこからすべてが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ribes triste
10
人気ミステリー作家と殺し屋。クーンツのジェットコースターストーリーです。80年代90年代のハリウッド映画ネタがバンバン出てきて楽しい。マーティンの詩が、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」を彷彿とさせるのですが…。いざ下巻へ。2017/05/05
井戸端アンジェリか
10
なぜ同じなのか上巻だけじゃわからない事がいっぱい。ヤツがターミネーターだったなんて結末だったら怒るよ。 ビックリ仰天させてくれる事を期待して下巻へ続く。2014/05/03
ホレイシア
9
主人公が作家というのがいい。だからだろうか、風景描写が今まで読んだ中で一番優れていた気がする。2009/01/06
遥かなる想い
7
ベストセラー作家クーンツの本を 初めて読んだ。 テンポが 早くて 快感ですが、正直なところ、謎が解けた後は ただ ダラダラと 読んでいた。 自分にそっくりの「片割れ」の正体が わかるまでも 結構 長く、いらつく思いがした。 映像で 見れば 面白い ストーリー展開かも しれないが、 文章では つらい。2004/01/01
ダークスター
5
初ディーン・クーンツ作品。読みやすく、面白い。片割れは誰なのか、下巻も楽しみ。2016/07/04