出版社内容情報
食う寝る出す、は人生の三大要素。坂東玉三郎、渡辺淳一、赤川次郎、和田アキ子など約80人の抱腹絶倒の体験談に爆笑座談会を同時収録
内容説明
食う寝る出す、は人生の三大要素。一人で寝るのが恐い玉三郎、便秘に悩む和田アキ子。快便の場所も空、海、皇居、書斎とバラエティに富む。「オール読物」連載の人気コラム20年分から厳選した76人の抱腹絶倒の体験談に加えて現在の様子も追跡取材。爆笑座談会も収録したストレス解消に必読の一冊。
目次
ライオンの昼寝
セガレが笑う
おなら解禁
朝の儀式
ベンベン絵日記
雲上の雲古
眠れぬ夜に
密室の自由
座談会 ああ爽快われらの快食快眠快便(田中小実昌;冨士真奈美;石堂淑朗;黒田征太郎)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
35
何とも理想的な言葉がタイトルに並んでいる。今の時代この3種類を完璧にこなしている人は少ないのではないだろうか。みな不眠や便秘、ダイエットで食べられないなど心の病に近づきそうなものを抱えていると思う。76人の名だたる人々が自分の体験などを面白おかしく綴っている。今は亡き人もいる。そして、最初にエッセイを書いてからの後日談をのせているところがいい。年を重ね書いた当初の勢いが薄れている人も多いが、みな、食が細くなったとか、快眠を得たとか、若いころとは比べものにならないくらい控えめになっているところが少し寂しい。2011/12/21
だーぼう
17
やっぱりどうしたってこうしたって三つ目の話で盛り上がってしまう。だって面白いんだからしょうがない。ブログに感想を書きました。2020/01/20
sasha
8
食事がおいしい、ぐっすり眠れる、快調なお通じがある。些細なことだがこの3拍子が揃ったらかなり幸せなことじゃないかな。雑誌「オール読物」に連籟されていた同名コラムの書籍化。エッセイのアンソロジーは拾い読みでもきちんと全部に目を通すのだが、本書では1篇だけ読み飛ばしてしまった。だって、和田アキ子って嫌いなんだもの~。2019/06/25
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