目次
1 はじめに
2 素粒子の特徴―粒子性と波動性
3 素粒子の世界を探る
4 相対性理論
5 核力とパイ中間子
6 ディラック方程式
7 ニュートリノと弱い相互作用
8 ハドロンとクォーク
9 フェルミオンの世代と混合
10 おわりに
付録
著者等紹介
原康夫[ハラヤスオ]
1934年神奈川県出身。東京大学理学部物理学科卒、同大学院数物系研究科物理学専攻博士課程修了。東京教育大学理学部助手、カリフォルニア工科大学研究員、シカゴ大学研究員、プリンストン高等学術研究所研究員、東京教育大学理学部助教授、筑波大学物理学系教授、同副学長を経て、現在帝京平成大学情報学部教授。理博
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感想・レビュー
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LUNE MER
4
原子力発電について調べているうちに素粒子そのものに興味が湧いてきて購入。Newton等の科学雑誌では数式を極力避けるためにイラスト等が多用されてかえって誤ったイメージを抱いてしまう懸念もあるが、良くも悪くも数式メインで展開してくれるのが有り難い(&理解し難い(苦笑))。様々な方程式が登場するが、古典力学や特殊相対性理論の既知の方程式を基にして、式に現れる物理量を演算子に置き換えることで導出していくというノリが初学者としては意外な印象で、物理学者の「とりあえずyouやっちゃいなよ」精神を垣間見た。
コウヘイ
0
簡単な数式で、素粒子の世界を ざっと知れた。2016/12/18